11月３日(祝日・木)津リージョンプラザお城ホール14時開演。
温かいお客様の声援のなか、無事に終了することができました。
今年はオペラ公演ができず、メイン行事がこのガラコンサート。

歌手17名、ピアニスト2名、そして合唱指揮には当協会顧問稲葉祐三、総勢20名の出演となりました。

ナビゲーションには大西祐子女史をお迎えしての進行。
1部のオペラ、オペレッタ、ミュージカルからの曲目は［三重オペラ協会ワールドツアー］と題し、

それぞれの作品の舞台となっている国、街を映像で紹介しながら、大西女史にツアーコンダクターとして案内していただきました。

今回ナビゲーション原稿は企画委員の稲葉梨恵が担当、

また映像はピアニスト星合智美のチョイス。

ステージングは当協会創立当初からお世話になっているグローバルステージの角野明則氏。

素晴らしい照明と映像に加えて、ほんの少しヤマ台を使って立体感をだしてみました。
コンサートといえども三重オペラ協会としてはビジュアルにもこだわりたいところ。

17名もの歌手は衣裳も大変。二重唱や女声アンサンブルもありましたので、衣裳調整は企画委員・木下和美が担当。

綿密なリサーチのおかげで、華やかな衣裳が、ずらり～!!
お客様も喜んでくださったようです。

後半は昨年没後50年を迎えた山田耕筰の珠玉の作品を7曲。
かやの木山、待ちぼうけ、からたちの花、電話、この道、松島音頭、中国地方の子守歌を紹介。

改めて山田耕筰の素晴らしさを感じ、日本人ならではの細やかな感性が問われる曲ばかりだなぁ～と思いました。

尚、後半の最初は歌手加藤愛がプロジェクトX風にカゲアナではじめ、

大西女史にも前半と後半をキャラクターを変えていただくようお願いしました。
快く承知してくださった大西祐子女史には本当に感謝しています。

そして次は日本の唱歌を石若雅弥氏が編曲されている女声合唱［移りゆく季節］を演奏。
指揮・稲葉祐三。
しみじみとまた懐かしく楽しんでいただけたようです。
当協会、初の試みでしたが、この合唱作品を取り上げてとても良かったと思います。

アンコールでは、サンバ風に編曲されたショ、ショ、ショじょじ～。

黒一点テノール笠木厚憲が木魚を叩きながら登場、それだけでも会場から笑いが…。

女性陣はドレスにもかかわらず、ノリノリでダンシング。振付の腹鼓ポンポコポンのポンポン！！は伊藤理絵が大奮闘。

楽しいコンサートはあっという間に終わり、予定通り16時終演。

最後に会場の皆様と一緒に歌った「紅葉」はお客様の声が素晴らしく、よく響く美しい歌声が聞こえてきました。

ご来場の皆様本当にありがとうございました。

また、今回小柴事務局長が病に倒れ、戦線離脱。急遽、プログラムをお願いした川島健太郎氏が、タイトな時間の中、素晴らしいプログラムを創ってくださいました。
心から感謝申し上げます。