会長よりご挨拶

皆さま、こんにちは、ようこそ三重オペラ協会のホームページへ。
「三重オペラ協会」は2022年で創立27年になります。
27年の歳月のなかには、オペラを愛する諸先輩方の熱い思いや当協会の公演や事業を応援しホールへ足を運び続けてくださった多くのファンの皆さまの暖かい支えがありました。本当に心より感謝を申し上げます。現在、協会会員数は、演奏会員が40名と、ご支援をいただいている45名の支持会員によって運営されています。
昨年は9月5日(日)に三重県文化会館中ホールで予定していましたオペラ「サンドリヨン」の公演を、本番を2週間後にひかえた時点で、新型コロナの感染の拡大が三重県のみならず全国に及んだためにやむなく中止をしました。50回を超える練習をしていた中での中止の決断は断腸の思いでした。
しかし最近は、ワクチンの接種や感染防止対策が広く行きわたる中でウイズ・コロナの考えも定着しつつあるようです。私たちは十分に注意をしながら演奏の機会を作っていきたいと考えています。
2023年1月14日(土)にはアスト津ホールにて「ニュー・イヤー・オペラコンサート」を予定しています。
これまで同様オペラを取り巻く情勢は決して楽観はできません。時代とともに人々の関心は拡大分散し、いろいろなイベントが各地で開催されています。その中でオペラ公演は、庶民的でないとか敷居が高いというような印象をもたれているのかもしれません。
オペラの舞台は華やかです。音楽もたいへん素敵です。その反面、公演には多くの財政的負担が伴い、公演機会も少なくならざるを得ないのが現状です。
しかしながら、「三重オペラ協会」所属の演奏会員や、演奏会員を中心とするさまざまな音楽サークルが県内各地で演奏会を企画し草の根の活動・啓蒙を続けてくれています。
最後に、演奏会員としてオペラ制作の場で、共に活動したいとお考えの歌い手やピアニストの皆さんや支持会員として三重オペラ協会を応援していただける皆さまのご入会をお待ちしています。オペラは一度鑑賞したら病みつきになるという魅力をもっています。「三重県を日本一オペラファンの多い県」にという評価を目指して、これからも息の長い地道な活動を続けていく所存です。どうぞ、皆さまのお力をおかしください。
三重オペラ協会会長 山口静生
三重オペラ協会 mieopera@gmail.com